「パスモ」デビュー、都内2駅でトラブルも
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070318it12.htm
首都圏のほとんどの鉄道やバスで利用できる共通ICカード乗車券「PASMO(パスモ)」のサービスが18日始まり、相互利用できる「Suica(スイカ)」を発行しているJR東日本と合同の記念式典が東京・新宿駅で行われた。
パスモはICチップを組み込んだカードで、あらかじめ1000~2万円を入金し、自動改札機にかざすと運賃が差し引かれて乗り降りが出来る。駅構内の商業施設などで電子マネーとしても使える。
記念式典では、JR東日本の清野智社長や関東鉄道協会の大塚弘会長(京成電鉄会長)らが京王線の自動改札機で「渡り初め」をして便利さをアピールした。
パスモは、従来からスイカを使えるJR東日本など5社とあわせて、首都圏の鉄道27社、バス32社でスタート。4月以降、段階的に鉄道30社、バス76社に拡大する。
今後3年間で800万枚、2001年11月にサービスを開始したスイカと合計で3000万枚の発行を見込んでいる。
パスモ利用には注意点もある。
パスモとスイカを重ねて財布などに入れると、機械がカード情報を読み取れない。都バスでは、定期券やシルバーパスを運転手に提示する際、パスモを料金機の読み取り部に近づけると誤って運賃を引き落とされる恐れもある。
またパスモを使ってJRから地下鉄や私鉄に乗り継ぎ、その後またJRに乗ると、一部区間では切符を買うより割高になることもあるという。
◇
初日の18日は、都営地下鉄大江戸線の光が丘駅と、東京メトロ有楽町線の豊洲駅の定期券発売機で、乗客が従来の定期券からパスモへ情報を移し替えようとしたところ、他人のデータが入ったり、誤った有効期間が登録されたりするトラブルが起きた。
原因は不明で、同機種の発売機計451台を約2時間にわたって停止させた。
(2007年3月18日21時54分 読売新聞)