SuicaとPasmo、あなたはどっち派=18日、パスモ動く(上)
http://news.livedoor.com/article/detail/3080770/
【PJ 2007年03月19日】- 18日日曜日から、Pasmoが使えるようになった。PasmoもSuicaもソニーのフェリカチップという無線ICをのせた非接触のICカードだ。だから、中身のソフトウェアを工夫すれば相互に利用できる。パスモ自体は、どこで売っているものでも中身は違わないので、パスモ参加各社とも自分の得意分野のサービスで、顧客の囲い込みをしようとしている。その仕組みが各社各様で、わかりにくいのも確かだ。パスモを買って使うだけでなく、オートチャージ式の記名パスモを作り、それとは別のクレジットカードから金額を補充(チャージ)することができる。どこでチャージするかが各社で違うのだ。もちろん、チャージ式でないパスモには、駅の切符売り場で現金を入れてチャージすればいいのだが。
東京メトロのTo Me Card
たとえば、東京メトロのオートチャージ付きなら、初めて改札機に触れたときに3000円がオートチャージされる。それが2000円を切ると、また3000円がチャージされるようになる。パスモは入場時には1円も引かれず、出場時に運賃が引かれる。そのパスモで、メトロに乗るたびに、2ポイント(普通カード)か5ポイント(ゴールドカード)がつく。ポイントは、東京メトロの「To Me Card」と言うクレジットカードに積算され、それが1000ポイント以上たまったら、1ポイント1円換算で、パスモに戻すこと(チャージ)ができる。銀座、渋谷、池袋、新宿など、27駅の定期券売り場にあるチャージ機で、To Me Cardを先に入れ、その後パスモをのせると、To Me Cardから、パスモに必要金額を移せる仕組みだ。
東急電鉄のTOPカード
東急電鉄なら、東急デパートや東急系のスーパーで買い物をすると、東急のクレジットカード「TOPカード」にポイントがたまる。そのポイントをパスモにチャージできると言うサービスだ。こちらは、TOPカードをチャージ機に入れて下に引くと、今いくら貯まっているか出る。次に、パスモを入れるとチャージ金額が出て、その金額を選ぶとパスモに金額が移る仕組みだ。やってみると、東京メトロ用のパスモにTOPカードからチャージできた。多分、どこで買ったパスモにもチャージできそうだ。このチャージ機は渋谷駅2カ所、中目黒、祐天寺など29カ所にある。
しかし、東京メトロ発行のパスモで東急電鉄にいくら乗っても、当然、To Me Cardには、ポイントが入らない。また、東急電鉄に乗ったらTOPカードにポイントがたまるとも書いていないので、やはり、東急デパートや東急系のスーパーなどTOPカードで買い物ができるところでためたポイントをパスモに入れるしかできない。もちろん、現金で切符売り場でのチャージはできるが。
私鉄各社とクレジット会社がサービス競争
パスモに入っている私鉄は何カ月間ポイントを何倍にしている小田急のようなところもある。さらに、JALなどと提携しているクレジットカードもあり、それがまたパスモと提携したりする。一度入ってしまうと、面倒でそのカードを使い続けるから、VISA、Masters、Nicosなどのカード会社が、今が拡販のチャンスとばかりに、しのぎを削っているのだろう。それぞれ、メインのカードを決めて、そのクレジットカードで、記名式オートチャージパスモを使うのが良いだろう。オートチャージ式パスモは、申し込まなければいけない。申し込んでから、発行まで一月程度かかる。
オートチャージ付きパスモは残高が2000円を切れば、切符売り場を通るときに3000円が登録した銀行などからチャージされて、いつでも5000円以下の金額がパスモにはいっているようになる。パスモの最大チャージ金額は2万円だ。このやりとりで、クレジット会社には、手数料が入るのだろうか。そのほかのカードには、京王、京成、京急、相鉄、西武、新銀行東京、東武などがある。【つづく】