パスモ導入でパニックのバス運転手
スイスイはまだ机上の空論!?
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070419/10295
北澤 強機(2007-04-19 17:00)
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複雑になったバスの支払機(撮影:北澤強機)
3月のサービス開始以来、大人気と報じられているPASMO(パスモ)。
首都圏の交通機関なら、JR、私鉄、地下鉄はもちろん、バス、モノレールなどのあらゆる交通機関の改札をワンタッチで通ることができる便利なシステムである、はずだ。
しかし、本日乗車した都営バスでは、運転士がヒステリックに「ダイヤが乱れていますから!!」と叫び、スムーズに支払うように促していた。運転士のぴりぴりした態度に「カードじゃなくて現金で払います」と、あわてて申し出る客もいるくらいだった。
現在、都内を走るバスの運賃支払い方法は、シンプルに「一律料金の前払い」である(一部バスは乗車時に番号札を受け取り、降車時の支払い)。だが、その支払い方法はとても複雑である。
現金、プリペイド方式のバス共通カード、回数券、定期券……。これに子ども料金(運転士が目視で判断して割り引き操作する)や、高齢者無料パスがあって、運転士は複雑な現金収受をしなければならない。
さらに言えば、従来から、「1万円札しかない」と訴える客もいるだけで、発車が大幅に遅れてしまう脆弱(ぜいじゃく)性があった。
こういったなかで、今回PASMO(ICカード)が加わった。PASMOの操作がうまくできない人は当然いる。PASMOの残金が乗車賃に満たず、現金での追加(チャージ)を申し出たりする人もいるという。チャージするには、運転士が支払機を操作する必要があり、チャージと支払いの併用はむずかしいようだ。また、SUICAをかざして運賃が引かれないと訴える客がいたり、どんな手段で払おうかと迷う客、携帯電話の「お財布ケータイ機能」で払おうとするが、うまく操作できない人などにより、停車時間が想定外に長くなってしまっているようだ。
ダイヤがキープできないことで、その立て直しのために乱暴な運転になり、はては大事故に……といったことにならないことを願うばかりだ。
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