パスモ偽造し、定期代を詐取 容疑の元都交通局職員逮捕
偽名で購入した定期券の情報をICカード乗車券「パスモ」に移し替え、約23万円を不正に払い戻したとして、警視庁は23日、埼玉県吉川市吉川団地、元東京都交通局職員又吉剛容疑者(28)を詐欺と有価証券偽造などの疑いで逮捕した。定期券の情報をパスモに移した場合、定期は回収されるが、情報が一定期間、定期に残ることを悪用。職員の立場を利用して回収後の定期券を再度手に入れ、複数のパスモに移し替えて払い戻しを受けていたとされる。
http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY200801230143.html
又吉容疑者はまた、勤務する駅で他人の定期券を入手していたことも認めており、警視庁は、同様の手口で約100回にわたり計約600万円を詐取したとみている。
捜査2課の調べでは、又吉容疑者は都営地下鉄馬喰横山駅(中央区)の駅員だった当時の07年9月、偽名で購入した約7万7000円分の定期券とパスモを同駅の自動定期券発行機に入れ、パスモを偽造。さらに、この定期券を回収箱から取り出して同様にパスモ2枚を偽造した。同10月ごろ三田など3駅の窓口でパスモ3枚を払い戻し計約23万円をだまし取った疑い。又吉容疑者は「趣味の鉄道模型や消費者金融の借金返済などに使った」と供述しているという。
又吉容疑者は07年5月~12月に不正を重ねていたとされる。都交通局の調査で、同じ名前でパスモの払い戻しが繰り返されていることがわかり、不正が発覚。又吉容疑者は昨年12月27日、懲戒解雇された。