ボランティアにもポイント 「くにたちカード」
10年で新機軸 登録者を募集
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080223-OYT8T00795.htm
発行から10年を迎え、新たな試みが始まった「くにたちカード」 国立市商工会は、市民がボランティア活動に参加した時間に応じ、同会が発行する「くにたちカード」のポイントを加算する「地域コミュニティ助け合い活動」を、3月から本格的にスタートさせる。今年で同カードの発行から10年を迎えるのを記念した取り組みで、カードの利用者を増やし、商店街を活性化するとともに、助け合いを促進して地域力を高める狙いがある。
同ポイントカード事業は1998年に始まり、現在、市内の飲食店、衣料品店など約200店が加盟し、約9万枚を発行している。加盟店では買い物や飲食など100円につき1ポイントが加算され、1ポイント1円として使える。ポイントに応じ、東京ディズニーリゾートのチケットやバスカードとも、交換している。また、将来的には、ICカード乗車券の「Suica」や「PASMO」との互換性を持たせる計画もあるという。
今回の助け合い活動では、市内の商店会イベントや自治会の清掃活動、観光ボランティアなどで人手を必要としている主催者が、商工会にボランティア派遣を依頼。商工会があらかじめ登録した市民らに情報を提供して、ボランティアに参加してもらう流れとなる。1回の活動時間に応じて登録者にポイントを発行し、3時間以下は300ポイント、6時間以下で500ポイント、6時間より長い場合は一律600ポイントを加算する。
昨年10月から試験的に募集し、これまでに市内の主婦を中心に20~60歳代の約25人が登録しているが、同商工会の池田領司・経営指導員は「依頼があった時に、確実に応えるためにも、少なくとも50人以上の登録者がほしい」と、より多くの市民からの協力を呼びかける。
商店街も期待を寄せる。駅前のある商店主(59)は「商店街では不景気の影響もあって人手が少なくなり、独自のイベントも出来なくなってきている。ボランティアが参加してもらえるようになれば活性化にもつながる」と話す。
商工会では、ボランティア登録希望者向けの説明会を3月9日午後2時から、同市富士見台3の同商工会2階の会議室で開く。原則として高校生以上であれば、市外居住者も含め、誰でも登録できる(20歳未満は保護者の同意が必要)。
また、同30日には立川、国立両市の観光協会が主催し、両市内を流れる根川沿いなどを花見しながら散策する「春うらら 桜ウォーキング」が開かれる。このイベントで、参加者誘導などのボランティア20~30人を募集する予定だ。
説明会への参加申し込みや問い合わせは同商工会((電)042・575・1000)へ。
(2008年2月24日 読売新聞)