家電選び:電子申告対応のFeliCaリーダ「PaSoRi」登場
今や携帯電話の内蔵機能として当たり前となった「おサイフケータイ」機能。FeliCaチップと呼ばれるICチップを内蔵することで、電子マネーやICカード交通乗車券、情報サービスなどに利用できるというものだ。最初に利用する際に若干面倒な手続きが必要だが、一度利用し始めると二度と離れられないほど、便利に感じている人も多いことだろう。
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20081218alb00m070030000c.html
そのFeliCaをデスクトップ PCやノートPCなどでも利用できる周辺機器として、以前から販売されていたソニーの「PaSoRi(パソリ)」シリーズに、新モデルが登場した。それが今回紹介する「PaSoRi RC-S330」だ。2009年1月21日発売予定で、予想実売価格は3000円前後。OSはWindows XP Home Edition(SP3)/Professional(SP3)/Media Center Edition 2005(UR2)、Windows Vista Home Basic(x86、x64)(SP1)/Home Premium Edition(x86、x64)(SP1)/Business Edition(x86、x64)(SP1)/Enterprise Edition(x86、x64)(SP1)/Ultimate Edition(x86、x64)(SP1)に対応する。
RC- S330は従来のPaSoRiシリーズと同様、Edyへのチャージ(入金)、Edy・ELIOカード対応Webサイトでのショッピング、 PLAYSTATION 3でのEdy利用、SuicaやPASMOなどのICカード交通乗車券の利用履歴や残高確認、おサイフケータイとの連携などといった機能を利用できる。今回それに加えて、公的個人認証サービスにも新たに対応した。
■FeliCaと公的個人認証サービス両対応は(おそらく)初!
公的個人認証サービスとは、住民基本台帳カード(住基カード)のICチップに内蔵する本人確認情報を基に認証を行うサービスのこと。これを利用することで住民票の写し交付申請や、国税電子申告・納税システム(e-Tax)での国税に関する申告、納税や申請・届出などが行えるようになる。従来からFeliCa対応のICカードリーダー・ライター、公的個人認証サービス対応の ICカードリーダー・ライターは販売されていたが、その両方に対応するリーダー・ライターはおそらくこのRC-S330が初となる。
e- Taxを利用するためには住基カードを入手しなければならないが、平成20年分の所得税の確定申告をe-Taxで行えば、所得税額から最高5000円の控除を受けることができる(平成19年度分で控除を受けた人は対象外)。RC-S330の予想実売価格が3000円前後なので、それを購入してもおつりが出る勘定だ。また、e-Taxを利用した場合の還付申告は早期処理(約3週間程度に短縮)してくれるとのことなので、早く還付金を得たい人にもお薦めできる。
なお、平成20年度のe-Taxによる確定申告は、2009年1月19日(月)から3月16日(月)まで24時間受け付けているとのこと。住基カードや源泉徴収票、領収書などを用意しておけば、購入後すぐにでも電子申告ができるようになる。最終的に添付書類を郵送する必要があるため「すべて電子申請で完了」とはならないが、確定申告のために半休や有給休暇などを取って出かけなくてすむのは大きなメリットになる。
もちろん、SuicaやICOCA、PASMOなどの利用履歴を確認して交通費精算に利用したり、買い物に利用したりもできる。おサイフケータイやICカードを徹底活用したい人にはお薦めの周辺機器だ。