小田原機器が新工場建設へ
ジャスダックに新規上場した精算機製造の小田原機器(小田原市)は、業容拡大に対応するため、約十五億円を投じて新たな工場を建設する。市内か周辺地域で一万平方メートル規模の敷地を確保し、本社機能も移す。二年以内に着工したい考えだ。
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津川善夫社長は神奈川新聞の取材に「今後は本社と生産機能を集約することで、業務の効率化につなげたい」と述べた。
現在の工場は敷地面積約千平方メートル。主力のバス用運賃箱のほか、行き先表示器や音声案内装置などを子会社オーバルテックが生産している。IC乗車券・PASMO(パスモ)の普及などで受注が増えて手狭になり、倉庫などは近くで借りている状態という。
技術やメンテナンス部門がいる本社とは五百メートル離れており、集約により連携の強化も期待している。現本社と工場の跡地利用は未定。
同社は一九八六年にバスの整理券と運賃を瞬時に計算できる「即時計数式運賃箱」を開発し成長した。二〇〇八年十二月連結決算は売上高六十一億円(前年同期比35・6%増)、純利益は六億二千万円(24・5%増)と業績を順調に伸ばしている。