電子マネー 支払額減少 便利でも…財布のひも固く
楽天リサーチがこのほどまとめた電子マネーに関するインターネット調査によると、1カ月の支払額の平均は7356円と、昨年の調査から387円減少した。利便性が向上しているにもかかわらず額が減ったのは、景気後退による節約志向の高まりによるものとみられる。
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200904280072a.nwc
支払額についての質問には回答者の21.3%が答えた「1000円未満」が最多で「1000~1999円」(13.7%)、「1万~1万9999円」(12.7%)が続いた。7割の利用者が6000円未満に収まっていた。支払額の平均は前年の7743円から約5%減少。性別でみると、男性が7633円、女性が7079円だった。
最も利用する電子マネーを聞くと、「Edy(エディ)」が昨年の調査に続いてトップ。昨年より0.8ポイント多い29.0%が挙げた。「Suica(スイカ)」(23.0%)、「WAON(ワオン)」(10.1%)、「nanaco(ナナコ)」(9.0%)、「PASMO(パスモ)」(8.9%)と続いている。昨年調査と比べて最も増えたのは、5.1ポイント増のSuicaだった。
利用度の高い上位5位までの電子マネーについて満足度を聞いたところ、いずれも7割以上が「満足している」としていた。
最も高いのはnanacoの81.2%で、昨年の調査時と比べて8.3ポイント上がった。Edy(77.8%)、WAON(76.9%)が続いていた。
今後、電子マネーで支払い可能になることを望む店やサービスを複数回答で聞くと、スーパーが53.4%でトップ。ファストフード店(45.5%)、コンビニエンスストア(45.1%)が続いた。楽天リサーチでは「日常的に利用するサービスほど、決済の煩わしさを少しでも軽減したい思いが見える」と指摘している。
調査は全国の20~69歳の男女1000人に対して、2009年3月に実施。前回の調査は08年7月に行われた。