「ICOCA」で買い物 月間100万件の勢い JR西日本
JR西日本のIC乗車券「ICOCA(イコカ)」で買い物をする電子マネーとしての普及が進み、今月の月間利用件数が100万件に達する勢いだ。利用可能な店舗が9000店近くに拡大し、利便性が向上していることが大きな理由とみられる。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090624/biz0906242044019-n1.htm
同社によると、イコカの5月の電子マネーとしての利用は前年同月比37・3%増の98万6000件で過去最多に達した。新型インフルエンザの影響で本業の鉄道利用者が減少したのにかかわらず、電子マネーの利用は前月比でも3000件増えた。
普及の背景には、コンビニエンスストアを中心に利用できる店舗が増えていることがある。5月からはJR西日本沿線にあるファミリーマート約520店で、6月22日からはデイリーヤマザキ約280店、25日からは飲食店の松屋52店でも順次利用できるようになる。管内の利用可能店舗は駅ナカも含め約8600店に達する。
また、初の試みとして、よみうりカントリークラブ(兵庫県西宮市)で25日から開かれるプロゴルフトーナメント「ミズノオープンよみうりクラシック」では入場料を決済できる。
イコカの発行枚数はクレジットカードチャージ専用の「スマートイコカ」(約23万枚)を含め5月末で469万枚と、前年同期比で96万枚増えている。
ただ、JR東日本が先行導入したIC乗車券「Suica(スイカ)」は発行枚数が5月末で2623万枚、電子マネーとしての月間利用件数も約2580万件にのぼる。利用可能店舗数も、スイカと相互利用できる首都圏の私鉄のIC乗車券「PASMO」を含め5万4000店に達している。
JR西日本では「まず、利用店舗を拡大して利便性を高めることで、着実に利用件数を増やしていきたい」としている。